壮年性脱毛症の治療薬|ミノキシジルの外用薬vs内服薬

日本ではミノキシジル5%の外用薬、スカルプローションのリアップが壮年性脱毛症の治療薬として主流となっています。最近では本家リアップのジェネリックもたくさん出ていて、価格的にもとても安くなっているようですね。楽天市場で「ミノキシジル 5%」検索してみたら、思っていた以上に安くてビックリしました。安いものなら送料込みで1ボトル60mlあたり3,000円前後で売っています。

ミノキシジル5%配合のスカルプローションは日本において第一類医薬品にカテゴリーされるので、ネット上でちょっとした注意事項の確認だけで通販が可能です。当薬局は別組織で「健康EMS」という個人輸入代行サイトを運営しているのですが、つい最近から「液体に類するローションやジェル、クリームなど」が航空便の郵便で送ることができなくなってしまいました。

こちらのサイトでも何度かご紹介しているNu-HairやRejen、Reten Fiveなどがそれに該当するのですが、いずれもタイ国内の郵便局から航空便(EMSやePacket、Airmailなど)で日本はもちろんすべての外国へお送り出来ません。日本からこれらの商品をお求め頂いていた方は、楽天やYahoo!ショッピング、Amazonなどの通販サイトをご利用になると良いかと思います。

もちろん、タイにお住いの方はその限りではありません。タイ国内へのNu-HairやRejen、Reten Fiveなどの発送は全く問題ありません。シラチャにお住いの方でしたら、店頭でいつもどおり販売しておりますのでご安心ください。例えばRejenの場合店頭価格は450THB。日本円で1,800円ほどです。タイ国内でお求めでしたら、日本よりもまだまだお安い価格になっているかと思います。

一方、タイ王国など海外においては、壮年性脱毛症の治療薬としてミノキシジルのスカルプローション(外用薬)の他、ミノキシジルのタブレット(内服薬)も選択肢の一つとなります。ミノキシジルの内服薬はもともと高血圧患者の治療薬、降圧剤の成分として用いられていましたが、後にミノキシジルには発毛効果があることが分かり外用薬として開発されたのがロゲイン(日本名リアップ)です。

さて、前置きが長くなりましたが今回はミノキシジルのスカルプローション(外用薬)とタブレット(内服薬)の比較をしてみたいと思います。有効成分としては同じミノキシジルですが、外用薬として使用するか・内服薬として使用するかの違いとなります。外用薬と内服薬では効果や副作用などに違いがあります。またメリットやデメリットも異なるので、それぞれ詳しく考察してみましょう。

外用薬としてのミノキシジル・スカルプローション

まず、外用薬のメリットは内服薬に比べて副作用が限定的だということです。ミノキシジル・スカルプローションの場合、頭皮に塗布し有効成分を浸透させます。厳密には頭皮以外にも影響がなくはないですが、内服薬と比べて影響は非常に小さいと言えるでしょう。基本的には頭皮に限定した副作用となります。例えば頭皮が痒くなったり、赤くただれたり、フケが増えたりする場合があります。

デメリットとしては、価格的に内服薬よりも高くなることでしょうか。1カ月あたりのコストは当店の店頭価格で450~620THB。日本円で1,800~2,500円程度になります。また、1日2回朝と夜に頭皮に塗布するのですが、それがやや面倒くさいかも?というのがもう一つのデメリットとなるかと思います。しかし、副作用のことを気にするならメリットがデメリットを上回ると考えられます。

内服薬としてのミノキシジル・タブレット(ミノタブ)

内服薬のメリットはその手軽さです。ミノキシジル5mgのタブレットの場合、1日1回1錠の服用です。AGA治療薬のフィナステリドと一緒に服用される方も多いかと思いますが、同じタイミングで1日1回1錠を服用するだけです。しかし、手軽さの割に効果は外用薬を上回るとされており、価格的にもメリットが大きく100日分が350THB。1,400円ほど。1カ月あたりだと105THB(420円)ほどになります。

デメリットとしてはやはり副作用の心配が挙げられます。内服薬の場合、頭皮に対してだけではなく体全体に影響を及ぼすため、例えば発毛効果が頭皮以外にも現れたりします。腕の毛が濃くなったり、眉毛などがピョ~ンと1本長く伸びたりするかも知れません。また、ミノキシジルは血管拡張効果があり、その影響で動悸やめまいなどを引き起こす可能性があります。

結局のところ、ミノキシジルの外用薬と内服薬どっちが良いの?

さて、どっちが良いのでしょう? これは一概に言えません。副作用を心配するなら素直に外用薬としてのミノキシジル・スカルプローションをお勧め致します。しかし、心疾患など持病のない健康な方であれば手軽さとコスパを重視し、内服薬としてのミノキシジル・タブレットを選ばれるのも良いでしょう。シラチャにお住いの方なら、店頭もしくは公式LINEにて注意事項をしっかり確認して下さい。

日本にお住いの方でミノキシジルの内服薬、ミノキシジルタブレット(ミノタブ)のご利用をお考えの方は、服用の注意や副作用について十分ご理解の上で個人輸入代行サイト「健康EMS」を是非ご利用下さい。心配な点があれば、サイトのお問い合わせフォームよりご相談頂ければ当薬局の薬剤師が回答致します。また、6月いっぱいとなりますが下記プロモーションも実施中ですよ。

<ChatGPT>なんちゃってAI対談|孫正義 vs 根本信男

さてさて、昨今なにかと話題のChatGPT。なんじゃそりゃ?! って方も多いかと思いますが、ChatGPTとは、OpenAIという会社が開発したAIチャットサービスです。「AI」とはご存知の通り、Artificial Intelligence(人工知能)の略。つまり、任意の問いかけに対して人工知能がチャット形式で即座に答えてくれる、というサービスです。

新しもの好きの飲兵衛オヤジとしては、こんな面白いサービスを放っておく訳には行きません。しかも、無料で使えるとなれば尚更です。色々な問いかけをして遊んでいるのですが、ふとこんなことを思い付きました。

ChatGPTに実在の人物による架空の対談を設定して、薄毛対策をテーマに討論してもらうと、いったいどんなアイディアが生まれるだろう?

パネリストには、「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである」の名言で持つ孫正義氏。そして、一代でアデランスを世界企業にまで成長させた根本信男氏のお二人を選びました。以下、私の勝手な設定に対してChatGPTが答えた、あくまでもフィクションの対談であるのでご注意下さい。

ソフトバンクの創業者・孫正義氏とアデランスの創業者・根本信男氏の二人で、「今後3年以内に実現できそうな画期的な薄毛対策のアイディア」をテーマに対談形式でディスカッションしてください。

孫正義氏:こんにちは、根本さん。今日は薄毛対策について話しましょう。

根本信男氏:こんにちは、孫さん。薄毛対策といえば、アデランスの技術も進化していますが、まだまだ改善の余地があると思っています。

孫正義氏:そうですね。私たちソフトバンクも、AIやロボット技術の分野で多くの研究をしています。それを応用して、薄毛対策にも新しいアイデアを生み出せるかもしれませんね。

根本信男氏:AIやロボット技術ですか。それは興味深いですね。どのようなアイデアがあるのでしょうか?

孫正義氏:例えば、AIを使って個人の薄毛の原因を特定し、それに合わせた効果的な治療法を提案することができるかもしれません。

根本信男氏:それは素晴らしいアイデアですね。でも、AIだけでは限界があるかもしれません。私たちが持っているデータからもっと情報を引き出せるようなシステムを開発する必要があると思います。

孫正義氏:そうですね。例えば、IoTを使って、日々の生活習慣や環境のデータを収集し、それを分析することで薄毛の原因を特定することができるかもしれません。

根本信男氏:それはいいアイデアですね。それに加えて、私たちが開発している薄毛対策グッズにもAIやロボット技術を応用することができるかもしれません。

孫正義氏:例えば、ロボットの手による頭皮マッサージや、AIによるヘアケア製品の最適な使い方のアドバイスなどが考えられますね。

根本信男氏:それは素晴らしいアイデアですね。私たちの技術を融合して、画期的な薄毛対策を実現できるかもしれませんね。

孫正義氏:私たちが考える薄毛対策の一つには、最新のAI技術を活用したカスタマイズされた育毛剤もあります。現在の育毛剤は、ある程度汎用性があるものが多いですが、個人の薄毛の原因に応じて、それに合わせた成分を調整することで、より効果的な育毛が可能になります。

根本信男氏:確かに、それは非常に興味深いアイデアですね。私たちのアイデアとしては、最新のバイオテクノロジーを活用して、個人の頭皮に適した微生物を育てることで、薄毛を改善する方法があります。

孫正義氏:微生物を育てるというのは、とても斬新な発想ですね。それはどのようにして実現できるのでしょうか?

根本信男氏:例えば、私たちは微生物を選別する技術を開発し、個人の頭皮に合った微生物を特定することができます。そして、その微生物を育てるための特別な育成環境を整えることで、薄毛を改善することができます。

孫正義氏:確かに、微生物による育毛剤というのは画期的なアイデアですね。それに、育成環境によって微生物の特性が変わるというのは、興味深いです。

根本信男氏:はい、微生物には非常に高い潜在能力があります。この技術を応用することで、薄毛の改善だけでなく、頭皮の健康維持や、さまざまな頭皮トラブルの予防にも役立つことが期待できます。

孫正義氏:素晴らしいアイデアですね。今後の技術の進化や研究開発によって、私たちが考える薄毛対策もますます進化していくことでしょう。ありがとうございました。

根本信男氏:こちらこそ、ありがとうございました。

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上記の文章は、最初の設問に対してChatGPTの人工知能が創り出した「なんちゃってAI対談」です。でも、結構それっぽい感じですよね。お二人が本当に対談をすることはないでしょうが、ChatGPTでなら可能です。設問は無限大。もしかしたら、この人工知能から新しい薄毛対策のきっかけが生まれるかも知れませんね。

守りのフィナステリド&攻めのミノキシジル

AGA(男性型脱毛症)の治療における基本的な対策と、それぞれのお薬の役割について考察してみたいと思います。「薄毛」に悩まれている方は老若男女を問わずたくさんいらっしゃいます。しかし、今回のテーマでは「男性」に限ってお話ししたいと思います。なぜならばAGAとは男性特有の男性型脱毛症だからです。

AGA治療における「守り」の戦略とは?

まず、ご自身がAGA(男性型脱毛症)かどうか判断付きかねる方は、以前の記事「もしかしてAGA?!注意したい4つのサイン」を参考にしてみて下さい。もちろん、AGA専門医を訪ね診察・診断を仰ぐのがベストです。AGAあると診断されたら、できるだけ早い段階でAGA治療を行うことが大切です。なぜならば、適切な治療を行わない限り、AGAはどんどん進行するからです。


AGAが大きく進行してしまうと、元通りのフサフサを取り戻すのにはとても時間が掛かります。AGA治療の基本的な対策として、まず一番に挙げられるのはフィナステリド1mgの服用により「AGAの進行をくい止める」こと。具体的に言うと、「おでこの生え際の後退」や「頭頂部の薄毛の広がり」をフィナステリドの服用によりストップさせることです。

これは、AGA治療において「守り」の戦略と言えるかと思います。当店ではフィナステリドの先発薬プロペシアを始め、後発薬(ジェネリック医薬品)のフィライドやハリフィンをご用意しております。


AGA治療における「攻め」の戦略とは?

次の対策として考えられるのがミノキシジルの塗布となります。ミノキシジルは一般的に5%の濃度のローションが使われます。錠剤としてのミノキシジル服用については賛否両論があり、日本皮膚科学会のAGA治療ガイドラインでは推奨されておりません。ミノタブとして当薬局でも取り扱っておりますが、個人の判断・自己責任となりますのでご注意下さい。

※最近、専門家語る「最強の薄毛対策」ポイントは使用方法 というミノキシジルに関する記事が取り上げられていたのでご参照ください


ここでは、一般的な先発薬リアップを代表とするミノキシジル5%スカルプローションについてご説明します。ミノキシジルはいわゆるAGA治療薬とは異なります。AGAであるかないかに係わらず、薄毛に悩む老若男女が使えるお薬です。具体的な効果は、毛細血管の拡張により髪の毛の成長を助け、毛根をしっかりとさせ髪の毛を太くします。そして、もう一つ肝心なのが発毛効果です。

ミノキシジルにはお休みしている毛根に働きかけ、発毛をもたらす効果があります。AGA治療においてもミノキシジルの発毛効果は有効で、薄くなった髪の毛を増やすという「攻め」の戦略を取れます。

守りつつ攻める!AGA専門医も勧める最良の戦略

日本のAGA治療の専門医を受診された方なら良くご存知でしょう。AGA治療の治療薬として処方されるのは、フィナステリドとミノキシジルのセットが基本。そして亜鉛やリジンなどのサプリ、育毛シャンプーです。当店でお勧めするのも全く同じ。タイ製の安価なジェネリックを中心に幅広く取り揃えております。


前回の記事、店長“推し”のフィナステリド&ミノキシジル・最強コスパセット新発売!でご紹介のこちらのセットがお勧めとなります。T.O.社ブランドのAGA治療薬ハリフィン1(harifin-1)とリテンファイブ(Reten five)1カ月分のセットが、タイ・シラチャの店頭では900฿となります。日本にお住いの方は、こちら↓の通販ショップ「健康EMS」にて個人輸入頂けます。

昨今、毎日のようにキナ臭いニュースがお茶の間に流れています。ここでそれを例えにするのは憚られますが、ことAGA治療において「守り」の戦略だけではたして良いのでしょうか? 「守り」をしっかり固めた上で、「攻め」に打って出ることも検討すべきではないでしょうか? かつてのフサフサを取り戻すために…。