AGAにはⅠ型とⅡ型があるのをご存知でしたか?

前々回の記事でも触れましたが、AGAの原因となる5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があります。AGA治療薬として最も一般的なフィナステリド(Propecia・harifin-1・Firideなど)は、 Ⅱ型の5αリダクターゼを抑制するお薬です。

左 Propecia:1,580฿ / 右上 harifin-1:480฿ / 右下 Firide:620฿

Ⅰ型の5αリダクターゼを抑制するお薬は?

Ⅰ型の5αリダクターゼを単独で抑制するお薬はないのですが、Ⅰ型とⅡ型 の5αリダクターゼ両方を抑制するのがAGAの最新治療薬デュタステリドです。日本名「ザガーロ 0.5mg」、海外名「アボタード(Avodart)0.5mg」がそれですね。

1,580฿ 1,490฿ /右 Avodart:1,880฿

当薬局でもオリジナルの Avodartはずっと取り扱っていましたが、ジェネリックの取り扱いはありませんでした。つい最近取り扱いを始めたのがMEGA社のUROKA(↑写真左)は 1,580฿ 1,490฿となります。ジェネリックにしてはやや高めですかね。とは言えオリジナルよりも390฿お安いので、日本円だと1,300円ちょっとの差があります。 ※2021年12月~値下げしました!

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Ⅰ型とⅡ型の5αリダクターゼの違いは何?

Ⅰ型の5αリダクターゼ Ⅱ型は体全体に広く分布し、頭部では後頭部と側頭部に多く分布します 。一方、Ⅱ型の5αリダクターゼが前頭部や頭頂部に多く分布しています。また、5αリダクターゼⅠ型の分泌が多い方は皮脂が過剰分泌されやすい脂性肌である方が多いです。このため、皮脂の過剰分泌によるニキビの原因となることがあります。

5αリダクターゼ Ⅰ型…体全体に広く分布し、頭部では後頭部と側頭部に多く分布します
5αリダクターゼ Ⅱ型…主に前頭部と頭頂部、そして顎・脇・陰部などに分布しています

デュタステリドの 増毛効果はフィナステリドの約1.5倍?!

デュタステリドはⅠ型とⅡ型の5αリダクターゼ両方を抑制します。さらに、 Ⅱ型の5αリダクターゼ を抑制する薬理作用はフィナステリドの約3倍、実際の増毛効果は約1.5倍と言われています。しかし、ジェネリックがあるとは言え1カ月分で1,580฿もします。ですので、当店ではAGA治療の最初の段階としてはフィナステリドをお勧めしています。フィナステリドの場合、もっとも安価なharifin-1ですと1カ月分で480฿。 デュタステリドのジェネリック UROKA:1,580฿の3分の1以下です。フィナステリドで十分な効果が得られなくなってきた段階で、デュタステリドへの移行を考えるのが宜しいかと思います。

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薄毛に悩む老若男女に朗報?!未来はとっても明るいですよ~♪

週刊新潮 2021年7月29日号掲載の記事にこんなの耳寄りなニュースを見つけました。理研が脱毛、薄毛を克服する「毛髪再生医療」を開発/実用化のタイミング、費用は?と言うタイトルです。

写真:理化学研究所

この記事はざっくり概要を説明すると…

「理化学研究所」のチームが、脱毛症や薄毛を完全に克服する世界初の治療法を確立した

…と言うものです。「脱毛症や薄毛を完全に克服」ってすごい事ですよね。これはAGA(男性型脱毛症)に悩む男性だけではなく、FAGA(女性男性型脱毛症)に悩む女性にも朗報と言えるでしょう。

どんな方法で 「脱毛症や薄毛を完全に克服」 するかというと…

写真:再生毛が生えたヌードマウス

これまたざっくり説明すると「人工的に作り出した毛包を毛の生えていないところに移植する」という方法です。↑の写真はヌードマウスに人口毛包とともに人口毛を一緒に植え付けたもの。通常の毛と同様に新陳代謝によりやがて人口毛は抜け落ち、今度は本物の新しい毛生えてくるそうです。そして一定周期で何度も毛が生え変わり続けるという、まさに夢のような毛包再生を実現する最先端医療です。

さて、その夢のような薄毛治療のお値段は…

これまたざっくり申し上げますと…

「最初の100人くらいまでは5千万円ほどでしょう。1万人になれば2,500万円、それ以降は1,500万円という具合に下がっていく」

…そうです。たった一度の植毛でずっと生え続ける訳ですから、1,500万円くらいなら安いかなぁ~? ってお金持ちの方にとってはもはや薄毛に悩む必要などありませんね。何年先に実現するのか分かりませんが、未来はとっても明るいですよ~♪

髭の濃い男性は薄毛になるってウソ?ホント?

昔から良く言われていることですが 「髭の濃い男性は薄毛になる」 って、何かちゃんとした根拠があるのでしょうか? あくまでも私の周りの友人・知人の話ですが、 確かに髭の濃い方は大変失礼ながら髪の毛が薄い方が多いように思います。これって単なる都市伝説なのでしょうか? それとも根拠のある事実なのでしょうか?

AGAの原因となる5αリダクターゼは…

Ⅰ型とⅡ型があり、 AGAの原因となる悪玉男性ホルモン・ジヒドロテストステロン(DHT)へ変換されやすいのはⅡ型の5αリダクターゼです。AGAは、前頭部と頭頂部が薄毛になりやすいという特徴があります。これは、Ⅱ型の5αリダクターゼが前頭部や頭頂部に多く分布していることが理由です。

5αリダクターゼ Ⅰ型…体全体に広く分布し、頭部では後頭部と側頭部に多く分布します
5αリダクターゼ Ⅱ型…主に前頭部と頭頂部、そして顎・脇・陰部などに分布しています

この Ⅱ型の5αリダクターゼ は、実は頭皮にだけではなく、髭・脇毛・陰毛といった毛の毛乳頭細胞に多く存在しているんです。

髪の毛と髭・脇毛・陰毛では逆の反応が働く?!

同じⅡ型の5αリダクターゼなのですが、頭皮の前頭部と頭頂部では脱毛・薄毛を引き起こしますが、顎・脇・陰部では全く逆の発毛作用が強く働きます。つまり、体質的に5αリダクターゼが多く活性度が高い男性は、髭が濃いという特徴を持ち、同時にAGAを発症しやすいと言うことになります。

このことから、「髭の濃い男性は薄毛になる」は一定の根拠があると言えます。また、この正反対に「髭の薄い男性は薄毛にならない」と言う説も成り立つでしょう。実際、私は髭が薄い代わりに髪の毛はフサフサです。もちろん薄毛の原因はAGAだけではありません。「髭が濃いのに髪の毛はフサフサ」「髭が薄いけど髪の毛も薄い」と言う方もいるでしょう。しかし、AGAに関して言うならば「髭の濃い男性」は注意が必要なのは間違いありません。